ロシア渡航記⑦ ミールヌイ~イルクーツク アルロサ航空Tu-154搭乗編
旅程のおさらい
ミールヌイ滞在を終えてイルクーツクへ移動します!!
いざ空港へ
ついに!!
今回の旅のメインイベント!!
Tu-154搭乗です!!!!!
さてホテルをチェックアウト
お世話になりました。
ホテルから空港まではお願いしていた白タク送迎車で移動します。
片道300ルーブルです。
重い荷物をもって3 km歩くことを考えらた安いもんです。
さて空港に到着です!
荷物多くて雪も降っていたので写真は前日の使いまわしですごめんなさい。
金属検査を通って空港内に入ります。
内装もソ連の風を感じられる造りです。
出発ゲートは1Fですが、2Fがあるようなので早速階段を上がってみます。
ちょっとした売店と椅子があるだけのスペースですがこういうのでいいんです。
窓の外を見てみると…
右にも左にもやばいやつがいるけど…角度的に厳しい…
本当に悔しい…
S7航空が就航しているのでラウンジもあるようですが…
いまはまだワンワールドのステータス持っていないので諦めました。
出発手続き
さてチェックイン!!
アルロサ航空は事前の座席指定はお金を払わなければできません。
今回はこのフライトに乗ることが目的なのでもちろん惜しまず課金します。
席は19E
エンジンの真横で音を楽しむことができるリアジェット機の特等席です。
また、座席が3-3配置のTu-154では、АБВ-ГДЕでEが窓側です。
どうしてもABC-DEFを想像してしまうので違和感が…
そんなこんなはさておき、不愛想なチェックインカウンターで手続きを終えてチケットを見ると…
19Д
おーーーーーい!!!!!!!
どうせダメだろうと思ってあまり信じてなかったけど座席指定料金返してくれよ…
まあ737-800とかに機材変更になってTu-154に乗れず、この旅行の目的自体がパーになってしまわなかっただけマシだと思う事にします…
でもこのフライトに関してだけは絶対に窓側は諦められないのでもう一度カウンターに突撃します。
さっきの不愛想おばさんは絶対無理だろうから他のカウンターに並んで事情を説明…
11Eになりました
19Eはすでに他の人がチェックインしてしまっていたようです。
もはやエンジン横でもなんでもねえ…もう窓側ならなんでもいいや…
いよいよ搭乗
保安検査を通過して搭乗開始を待っていると窓の外で何かが動いてる…
なんじゃこりゃああ~~~~!!!!!!
An-38 !!!!!
アントノフ38 ?!?! pic.twitter.com/0s2TzijkRu
— ぺろ( ^o^)Г🇯🇵チンッ (@flapperon) 2020年3月16日
まだこんな隠し玉があったとは…また乗りに来なきゃじゃん…
ロシアはやっぱり面白い!
さらばミールヌイ!
例のごとくバスで搭乗です。
いる!!!!間違いなくいる!!!!!!737じゃない!!
緊張する…
ち…近い…
バスを降りると…
ああああああああ~~~~~~~~~
最高!!天国!!!こんな日が来るなんて!!!!!
このまま死んでも悔いはない!
私は!!!!この瞬間のために!!!!!遠路はるばるこのシベリアの奥地まで来たんだ!!!!!!!!!!!!
本当に、本当に、最高です。
Now boarding!
— ぺろ( ^o^)Г🇯🇵チンッ (@flapperon) 2020年3月16日
6R541 heading to Иркутск/IKT🇷🇺
Алроса
Туполев Ту-154М ( RA-85757 )
こいつに乗りたい その一心で遠路はるばるここまでやって来た!2時間と短いフライトですが、心ゆくまで堪能したいと思います。 pic.twitter.com/oNbVCIAZjZ
商用フライトを続けているTu-154の最後の生き残りです。
2年前に現行塗装になったばかりなのでまだまだ綺麗!
古い機体と新しい塗装の組み合わせはやはり興奮します。
どれをとっても美しい。最高のバランス。
いざ機内へ
An-24と比べると非常に現代的です。
まああれとは機齢が20年違うからな…
座席が前に倒れてる。
これが体験できるのもここだけ!
当然安全のしおりもチェック
これ安全のしおりでも椅子が前に倒れるイラストになっていますが緊急時どんな感じになるのか気になりますね。
うぉーー!!!アツい!!!
さて機内誌もチェック。
さすがに退役したTu-134は一覧から消えてしまっていました。
壁が目の前に迫っており圧迫感はすごいですが、足元が切り欠きになっているので膝が当たることはありません。
このシートベルト、実は左から差し込みます。
最初使い方がわからず戸惑いました。
シェードもおろしてみました。
これは何の柄かな…?
窓の外に目を向けてみると
あーーーーー最高
地面に写る機影もカッコイイ。
ミール鉱山見えた!!!!!!!!!!!!!
さよならミールヌイ!!!!また来たい!!!!!!!!
シートベルトサインがきえたところでドリンクサービスが始まります。
ジュースは何があるのか聞き、面白そうだったのでトマトジュースにしました。
ちなみにバルクヘッドのテーブルはこんな感じです。
これまた初めて見ました。
何もかもが新鮮で本当におもしろい。
2時間ほどのフライトですがしっかり機内食がでます。
お弁当箱スタイル
開けてみるとパンやサラダなど。
An-24よりは豪華でした。
ピクルス美味しかったです。
食後には紅茶を。
机があるって素晴らしい。快適です。
せっかくなのでトイレも見学
便器が黒いし手拭きは普通のハンカチがひっかけてあるだけ。
隣の席のマキシムと友達になり、今まで撮った写真を見せたりしました。
たまたま見えた僕のスマホのホーム画面の翔子の写真を指差して
「これも君が撮ったのかい?君の彼女??」
撮ったのはたしかに私ですが、後者は明確に否定しておきました。
さてさてそうこうしているうちに着陸!!!
雪がぜんぜんありません。
ほんとに暖かそう。
ターミナルを出ると尾翼が
お世話になりました。
どうか一日でも長く飛び続けてくれることを願っています。
推しは推せる時に推しとかないと後悔するし、乗れる時に乗っとかないと後悔する。
— ぺろ( ^o^)Г🇯🇵チンッ (@flapperon) 2020年3月16日
ダスピダーニャ!(さようなら)
フライトの動画はyoutubeにあげました。
さて次回はイルクーツク観光編です!