ぺろのにっき

旅行記メインです

ロシア渡航記③ヤクーツク~ミールヌイ(?

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旅程のおさらい

旅行3日目 この日はミールヌイへの移動がメインとなります。

 

昨日までの記録はこちらをご覧ください。

flapperon.hatenablog.com

 

ミールヌイではホテルにチェックイン後、適当に町をぶらぶらする予定です。

4日もあるのでゆっくり観光できそうです。

ポケモンGOで地域限定ポケモンパチリスを捕まえるのもたぶん大丈夫でしょう。

 

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世界一寒いサハ共和国はやっぱり寒かった

いざシベリアの地へ

おはようございます。

疲れていたので爆睡していました。

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空が明るくなってきました

モスクワ近郊ではほとんど雪を見かけなかったのですが、ヤクーツクが近づいた夜明け頃には再び一面の雪景色となっていました。

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夜が明けると眼下には極寒の世界が

まもなく着陸です。

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ファイナルアプローチ

着陸!!!!

 


S7 3005 Landing at Yakutsk

 

ヤクーツク国際空港はへんてこな形をしているので、着陸してからターミナルまで少しタキシングに時間がかかります。

こんな形↓

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ヤクーツク国際空港

いつもだと鬱陶しいシートベルトサインが消えるまでのこの時間。

しかし見るもの全てが新鮮な極寒の異国の地では違いました。

 

うっひょおおおおおうううううああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!

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An-24がいっぱい

 

やっっっっっべえええええぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!

An-24がいっぱいだあああああ!!!!!!!!!!!!!!

 

An-24はこんなやつです

ja.wikipedia.org

 

一般的に飛行機の寿命は20年程度と言われている中、ここには40-50年くらい使われ続けた大ベテランのAn-24がゴロゴロいる…

 

とんでもねえ場所に来ちまった…ここは天国かよ…

 

しかも飛行機の隣には、極寒地ならでは、機内へ暖かい空気を送り込むための車がえっげつない量の煙を出しながら稼働している…

 

なんじゃこのエモすぎる絵面は…

 

尊すぎて昇天するかと思いました。

 

滅茶苦茶テンション上がっていると、目の前には見覚えのある青いデザインの機体が…

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この後搭乗予定のAn-24

私が2時間後、ミールヌイへ行く際に乗る予定のアルロサ航空のAn-24です。

エモい。エモすぎる。

このAn-24に乗るのも今回の旅の目的の1つです。

 

あと、最近私自分で気付いたんですけど、めちゃくちゃ古い飛行機にめちゃくちゃ現代的でスタイリッシュな塗装が施されているのがめちゃくちゃ好きみたいです。

この不釣り合い感ほんとうにたまらん。

全然わかりやすい例えが思いつきませんが、コワイと思ってたおじいちゃんが実はLINEで可愛いスタンプ使ってたみたいな感じです。

 

そうこうしているうちにターミナルへ到着

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ブロックイン

 

ついにシベリアへ送られてしまいました。

シートベルトサインが消えると皆一斉にコートを着はじめます。

寒そうだな…いま何℃だろう?

 

 

???????????

体感気温-40℃?!?!?!

 

もう乾いた笑いしか出ません。

今回はボーディングブリッジで直接ターミナル内に入れたため大丈夫ですが、次の便はバス搭乗なのでもろに影響を受けます。

わーやべえとこに来たんだなと現実に引き戻されます。

 

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ボーディングブリッジ内

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ターミナルはガラス張りで近代的

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開放的なターミナル

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あ!しかもパチリスいる!!

ポケモンGOの方もなんとかなりそう!!

 

ミールヌイでの散策時間が楽しみですね。

 

ミールヌイ行きチェックイン

さて、実はヤクーツクでの乗り継ぎ時間は2時間弱しかありません。

なかなかスーツケースが出てこず、少しヒヤヒヤしましたが何とか間に合いました。

 

 

準備万端!!

少しだけ空港の中を探索

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ターミナル内にはミニ航空博物館が併設されています

それでも少しまだ時間があったので行きたかった空港近くの公園

Ворота якутска へ一瞬だけ…

別にこの公園、ガイドブックに載っていたとかではなく、衛星写真で見ていたら飛行機が置いてあるようだったので気になっていたのです。

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ヴォロタ・ヤクツカ

時間が本当にないので10分だけ…

いざターミナルの外へ…

 

さっっっっっっっっむwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

え、なにこれ顔が痛い痛い痛い無理

 

でも時間がないので行くしかない…

 

痛さに耐えながら歩いていると…

やっぱり飛行機いる!!

本当に公園の中にぽつんと置かれてる。

 

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An-24

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Yk-40

最高…

ヤクーツク最高だな。寒すぎて意味わかんねえけど。

 

さて撮るもの撮ったのですぐ空港に戻ります。

 

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ターミナル外観

ターミナルの外観も近代的です。

ヤクーツク面白い。寒いけど。

観光できなかったのでまた来てみたい!寒くない時期に。

 

そうこうしているうちに本当に時間が無くなってきたので保安検査場へ。

どうでもいいけどロシアの空港の出発ゲートって普通のトイレみたいな扉だったりするので本当にわかりにくい。

 

あとは乗るだけ!乗るだけ…いつになったら乗れるの…

保安検査も通過したところで、のどが渇いていたので飲み物を買います。

初めての店員さんとのやり取りでほっこり。

あと、ミールヌイに行ってから食べ物が無事確保できるのか不明だったため、少し多めに確保するように意識しました。

 

さて、搭乗時間。

しかしゲートにはスタッフはいない…

まあ遅れなんてよくあるって聞いてたから仕方ないよな。

想定内なので慌てません。

 

遅れは1時間かな?2時間かな?

 

おや??????

3時間半とはいきなり思い切ったなあ。

 

ひたすら待つしかないので空港内で腹ごしらえします。

 

 

現地で親しまれているというクワスも初体験。

独特の酸味と天然酵母のパンのようなにおいと炭酸のシュワシュワがマッチして…うん外国人が興味本位で納豆とか口にしたらこんな気持ちになるのかな…

 

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クワス

そうこうしているうちに15時になりました!!

 

ここから怒涛の遅延→再遅延が繰り返されるのでした…

 

 

そして…

 

ついに…

 

航空会社のスタッフさんが出てきました!

ようやく飛…

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なにか様子がおかしいぞ…

 

しかしロシア語がわからないのでとりあえず近くにいるしかない。

そうこうしていると一斉移動。

あれ…保安検査場出るの…?

 

これって欠k…

 

いや、まだ諦めてはいけない…直接航空会社の人から聞くまでは…

 

預けてたスーツケース返ってきた…

 

もうだめぽ

もうパニックです。

え、代替便今から探すの?!?!ロシア語できないのに?!数日に1便しかない路線なのに?!ヤクーツクで泊まる場所もないよ????ロシア語できないのに?!ミールヌイのホテルにも連絡しなきゃじゃん!!!ロシア語できないのに。

 

でも一人であたふたしていてもどうしようもないので、近くにいた人にグーグル翻訳の画面を見せて状況を教えてもらいます。

 

ホテルは航空会社が手配してくれたようです。

 

 

そういうわけでホテルへ移動です。

 

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客室

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ホテルからの夜景

ツインの部屋でした。眺めもなかなか。

荷物を置いてひと休みしていると…

 

突然ノックされるドア

これってよく聞く強盗の手口では?!

恐る恐る開けると…

 

同年代くらいの青年でした。

 

このコロナが騒がれている時期に相部屋かーーい!!!

 

おそロシア

 

もういろいろあり過ぎて精神的にも疲れ切っていたため、2日ぶりのシャワーが浴びられたらなんでもいいや…

そう思ってシャワールームのドアを開けると

 

トイレと洗面台しかない

 

もうやだ…おやすみ…

 

心が折れそのまま眠りについたのでした。

 

 

 

明日こそは無事にミールヌイにたどり着けるのでしょうか?!

つづく!!

 

flapperon.hatenablog.com

ロシア渡航期 ② 成田~モスクワ~ヤクーツクへ


 

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旅程のおさらい

旅行2日目 ヤクーツクに向けて出発するところまでを紹介します。

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モスクワへの滑り込み 既に一部の国と地域からは入国制限中

遡ること数週間

2年間苦しみ続けた修論発表がようやく終わり、一息ついていた頃。

ロシアへの中国からの入国制限が発表されました。

 

 

終わったーーーー☆

 

このままコロナウイルス騒ぎが収束するとも思えないし絶対対象国広がるやん…

もう無理やん…

しかももし行けなくなった時、ロシア国内のホテルや乗る予定の航空会社が返金に応じてくれるかどうかなんて未知数。

もしダメとなれば金銭的にも大きな痛手となってしまいます。

 

その後、入国制限対象国は予想通りどんどん広がっていきました。

 

 

 

しかも、もし入国できたとしても結構やばそう。 

 

 

もうだめだ…

この頃は常に入国制限で検索し続けていました…限界極まってますね。

 

 

 

そんなこんなでちょっと精神的に追い込まれたりもありましたが、なんとか入国制限情報が発表されないままロシアへの出発当日を迎えました。

 

結局、ロシアへの渡航制限が発効されたのは現地で過ごす最後の日でした。

 

本当に滑り込みセーフ…

 

3月12日  成田-モスクワ

いざ空港へ…!!

前日までずーーーっとビクビクしていましたが、なんとかこの日を迎えられた…

 

テンション上がってますね。

 

現地でのお金はどうする?

ロシアはクレカが普及しているため、現金はほとんど必要ないと言われています。

また、日本で円→ルーブルに両替できるお店は少なく、もし両替できる店であってもかなりレートが悪いです。

そのため、現地でクレカのキャッシングを使って必要な時にだけ必要な金額の現金を引き出す方法がガイドブック等では推奨されています。

しかし、これはあくまで都市部でのお話。

この時私はいくつか不安を抱えていました。

 

①学生カードゆえに利用可能額がめちゃくちゃ少ない

旅行等の理由により、クレカのご利用可能枠が一時的に増額できることは皆さんご存知かと思います。

私も当然利用可能枠の一時増額を申し込み準備万端…そう思っていました。

 

 

痛恨のミス

クレカの年会費がちょうど引き落とされる月であることを失念していました。

 

しかも、新たに作ったキャッシング可能なクレカではなく、以前から持っていたキャッシング不可のクレカの方でご利用可能枠の一時増額を申し込んでいたのです。

この2枚のクレカはどちらもDCカードのため、ご利用可能額は共通。(これはJGC修行の関係でこうせざるを得なかったのです。)

つまり上限解放したクレカをバンバン使っているとキャッシング枠がほとんどなくなってしまう。

気付いた時にはもう間に合わず、このまま行くしかなくなっていました。

 

『これ、現地着いたら一番にキャッシングで現地通貨用意しなきゃ、いざとなった時に詰む可能性あるぞ…』

 

計画性大事…皆さん気を付けてください…

 

②ミールヌイの町の情報が一切ない

どっちかというとこちらの方が心配でした。

今回の旅の目的の飛行機であるTu-154に乗るために、絶対に行かなければならない町ミールヌイ。

この町の情報がとにかくどこにも落ちてないっっっっ!!!

 

Wikipediaは…

ja.wikipedia.org

うーんまあ地方都市のページなんてこんなもんか…

 

じゃあgoogle mapストリートビューは…

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非 対 応

 

やばい…なんか町にめっちゃでっかい穴があいてることぐらいしかわかんない…

 

そのほかに情報はないか…とにかくいろいろ調べます…

wondertrip.jp

 

穴のことはいくつか情報が出てくるけど、現地のクレカ事情・ATM事情・治安情報 一切わからん。

 

jp.rbth.com

 

モスクワより平均給与が高い…?じゃあ治安はわりと大丈夫かも。

一つ不安は解消されました。

でも依然現地でのお金事情は分かりません。

 

『わからないならとにかく3日生き抜けるように現金を多めに持っていくしかない…』

 

 

というわけで、

・キャッシング枠があまりないけど現金を多めに用意しなければならない。

・でも日本での両替はレートが悪い。

・さらに現地で日本円を両替してくれる店はほとんどない。

 

という状況になってしまいました。

こうなったら現地で両替してもらえそうな通貨に一度両替した状態で持っていくしかありません。

 

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出国日の成田空港での両替レート ルーブルの表示はありません

 

結局この時ユーロに替えていたのですが、結果的に余ったお金が免税店で使えたので正解でした。

 

出国手続き

海外に行く時はいつも通りの手続き…

でも今回ばかりは自分でビザを取得していたので少しドキドキでした。

もしなにか不備があれば、ここで弾かれる恐怖…

できればもう体験したくないです…たぶん次からビザは旅行会社に頼むと思います…

 

出発は88番ゲート

サテライトの端っこです。

遠いな…などと思っていたのですがゲート前にはこんなものが…

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搭乗前にもう1度改めてビザを確認されます

おそロシア

 

あと時期が時期だったため、近日の渡航歴について聞かれる場面もありました。

 

ひととおり手続きが終わった後は腹ごしらえ

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牛骨ラーメン

ちなみには成田空港第二ターミナルの出国エリアにある吉野家は日本で唯一ラーメンを提供している店舗だったりします。

rocketnews24.com

 

ここまでだらだらと長かったけどようやく出発します

さて腹ごしらえも済んだので、88番ゲートに戻ります。

コロナウイルス騒ぎによる旅客数減少の影響でお店もほとんど閉まっているようです。寂しいですね…

 

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いよいよ搭乗が始まりました。

そろそろ人も増えたかと思っていましたが…

 

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乗客は…これだけ

少なっ!

ざっと数えたところ30人弱といったところでしょうか…

機材はプレミアムエコノミーのない186人乗り仕様の787-8なので搭乗率は15 %ほど…

 

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JL421

 

搭乗完了です。

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実は国際線でJALに乗るのは初めて

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機内はガラガラ

これは…利用する側としては広々使えて嬉しいですが…

長距離便ですが離陸は軽々。

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サヨナラ日本

ベルトサインが消灯すると、おしぼりのサービスに続いてドリンクが配られ始めます。

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ちょうどコップ一杯の量が入ったボトルで提供されます

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おつまみは定番のあられミックス

続いて機内食

乗客数にあわせて機内食の用意も少なかったのか、洋食しか残っていませんでした。

 

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機内食

中央奥の桜餅のように見える料理はなんとお魚でした。びっくり。

 

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山本紗希シェフ監修「チキンのコルドンブルー」

コルドンブルーがなにかはよくわかりませんでしたが、濃厚なチーズがチキンとからみ、トマトソースとの相性もばっちりでとても美味しかったです。

(後で調べてみたところ、チキンの中にハムとチーズを挟み焼き上げたフランスの伝統料理だそうです。)

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アイスはハーゲンダッツ

機内食のアイスといえばスゴクカタイというイメージがありますが、ちょうど食べごろの固さでした。

 

さておなかもいっぱいになったところで外を見てみると雪景色がひろがっていました。 

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外は雪景色

寒そう。

 

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機内はおやすみモード

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CAさんのご厚意で私も横にならせていただきました

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すみっコぐらし 何度見ても泣く

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おはようございます

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着陸前の軽食はフレンチトースト

美味しかったのですが、かなりお腹がすいていたので軽食が本当に軽すぎて泣きました。

 

さてだんだんと高度が下がってきました。

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大陸だーーー!

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着陸態勢

モスクワって暖かいんですね。雪がほとんどありません。

 

着いたーーーーー!!!!!

ここまで約9時間 長かった。

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ブロックイン

あとは飛行機を降りて入国審査 

…とはいきません。

 

コロナウイルス感染拡大防止のため、機内に防護服を着たスタッフが乗り込んできます。

ひとりひとりの体温をサーモグラフィカメラで確認し、発熱者がいない事がことが確認できるまで、機体から降りることを許されないのです。

一人でも機内に発熱者がいた場合、2週間隔離されるとの噂もありましたが…実際のところはわかりません。いなくてよかった…

 

さて、ようやくロシアの地を踏むことを許されたわけで。

入国審査へ進みます。

 

コックピットクルーのお二方。ロングフライトおつかれ様でした。お世話になりました。

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お手振りありがとうございます

 

ズドラーストヴィーチェくらいしかロシア語が話せないため、入国審査はメチャクチャビビってましたが、驚くほど機械的に、ほとんど言葉を交わすことなく終了しました。

 

これで晴れて…

 

入国チャレンジ成功です!!!!

 

 

 

よかった…ほんとによかった…

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ドモジェドボ国際空港ターミナル内

空港ターミナル内ではカッコイイ車が展示されていました。

 

あと、せっかく来たのでターミナル外観の写真も…

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ドーモジェードボ―――!!!

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μ'sの新曲MVの聖地です

さてせっかくモスクワに来たのですが、残念ながら今日は観光する時間はありません。

S7航空のカウンターに行きヤクーツク行きのチェックインをします。

 

モスクワ-ヤクーツク

ちょっとここまで長くなり過ぎたのでペース上げていきます。

お腹すいていたので腹ごしらえ。

次のフライトまでは4時間ほどあります。

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ロシア初食事はバーガーキング

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店内に大量に置かれていた被り物

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小心地滑

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空港の中がいちいちかわいい

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カフェハウス

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カフェ ムーム

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アイスクリーム

いろいろな味があったのですが、バニラしか発音がわからず注文できませんでした。

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S7航空ハブ空港 黄緑の飛行機がいっぱいです

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出発は56番ゲート

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バスでの搭乗です

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搭乗機は旧塗装でした

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S7 3005

こちらの飛行機は満席でした。

西へ9時間かけて移動した直後に東へ6時間移動するのは気持ち的に結構疲れますね…

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3月12日の移動記録

 

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いざ出発

 

日本時間ではすでに深夜なので爆睡です。

気持ちよく寝ていたらたたき起こされ機内食の時間です。

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機内食

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中身はパンとキットカットと水

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ハッシュドポテトとインゲン 味がなくてしんどかった

とにかく味がなかったです…

無理…おやすみなさい…


ちょっと長くなり過ぎたみんな飽きたよねごめん

これにて長い長い3月12日が終わりました。

5500文字超えてますやばいですね…

 

今回もフライトの情報はJetLoversに記録しているので、もし興味がある方はそちらも併せてご覧ください。

 

3月13日はヤクーツクに到着するところから始まります。

それではまた。

 

 

ロシア渡航期 ① 那覇タッチ

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旅程のおさらい

 

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初日は那覇を往復するだけです。

 

那覇での滞在時間は115分。

チェックイン等の時間を考慮すると遊べる時間はせいぜい1時間。なんか沖縄っぽいもの食べるしかありません。

 

しかもロシア行きのフライトは翌朝成田から出発のため、旅行初日の宿が自宅というよくわからない事態が発生しましたが気にしません。

でもこのおかげで身軽な恰好でサクッと往復できたのはよかったです。

-30℃に耐えるための装備を持って沖縄行くとか無駄でしかありませんからね…

 

3月11日  那覇往復

ここからはツイートも交えつつ紹介していきます。

那覇はメインじゃないのでサクッといきます。

 

 

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①JL915

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空の上はいい天気

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ちょうど大潮の時期でした


 

 

 

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大東寿司は欠かせません

 

 

 コロナウイルス騒ぎの影響で那覇行きの飛行機や那覇空港の中は閑散としていました。

…が、いざ帰りの飛行機に乗ってみると搭乗率は8割ほどとなかなか。

もちろん普段より乗客は少ないわけですが、思っていたより多い…

欠航等により便数が減ったため、残った便に人が集中しているんですかね…?

 

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②JL916

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雲の隙間から差し込む光が幻想的

 

 

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まもなく羽田到着

 

 

フライトの情報はJetLoversに記録しているので、もし興味がある方はそちらも併せてご覧ください。

 

 

はい。駆け足で初日の那覇タッチの様子をお届けしました。

ただ沖縄行ってご飯食べて帰ってきただけなのであまり面白くないですねすみません…

 

さてようやく次の記事からロシアに旅立ちます。

それではまた。

 

ロシア渡航記 準備編

旧ソ連製の飛行機に乗りたい!

ご存知の方はご存知の通り、私は飛行機が好きです。

飛行機の何が好きって、乗るのも見るのも何でも好きです。飛行機が関わってることは基本なんでも好きです。

 

どんな飛行機が好きなのかといいますと…

古い飛行機、特に旧ソ連が造った飛行機がとにかく好きなんです。

 

で、その中でもツポレフ 設計局が開発したTu-154がいちばんの推しです。

どのぐらい好きかというと、一時期TwitterのIDを「本名+154」にしてたくらい大好きです。

 

Tu-154がどんな飛行機なのか興味がある人はWikipediaを見てください。

ja.wikipedia.org

3発機ってロマンの塊ですよね。

しかもBoeing727よりスマートな見た目なのに、主脚は6輪ボギーでめちゃくちゃ武骨というギャップ萌え。たまりません。えっち。

 

で、いちばん好きな飛行機なんだから当然たくさん乗ったことがことがあるのかというと…残念ながら全くありません。

これにはいくつか理由がありまして…

 

①そもそも旧ソ連機が主に活躍しているのは旧ソ連諸国

なので旧ソ連諸国に行かない限り乗る機会ってないんですよね。

ロシア語ができない私にとって、これってめちゃくちゃハードル高かったんですよね。

英語が通じない国コワイ。

 

⓶旧式の飛行機のため現役で残っている機体がほとんどない

これが今まで乗れずにいた大きな理由であり、そしてこのコロナウイルスの騒ぎが大きくなり始めた3月中旬というタイミングでのロシア渡航を強行した理由でもあります。

ここ数年のロシア国内の飛行機事情はといいますと、一気に近代化が進んできています。

現にほとんどの旧ソ連製の飛行機はBoeingやAirbusといった西側諸国が造った飛行機に置き換えられてしまっています。

 

で、私が好きなTu-154はといいますと、定期便として運航されている機体は世界中であと1機しか残っていません。(厳密には北朝鮮にも残っていますが…)

その貴重な一機を運航している、現在世界で(実質)唯一の航空会社が、アルロサ航空です。

 

アルロサ航空はロシアの東部のサハ共和国にあるミールヌイという都市をベースにしている航空会社で、ダイヤモンドを取り扱っているアルロサ社のグループが運航している航空会社だそうです。なるほど全然わからん。

ja.wikipedia.org

しかも退役の予定時期は目前?いや、もう過ぎてる?全然日本語の情報がなくてわかりません。

実際にHPにアクセスしてみて、適当に行先を入力して予約ページを総当たりしてみると…

3月16日のミールヌイ-イルクーツクに入ってる。なんだかよくわからないけど、とりあえず辛うじてまだ現役なのは事実らしい。

 

じゃあ今乗るしかない。古い飛行機だからいつ事故ってダメになるかわからんし。

しかもなんとか学校が落ち着いてそうな時期だし、今乗りに行かなきゃ一生乗れないままになっちゃう。

 

そんなこんなでロシア渡航が決まったのでした。

 

ちなみにアルロサ航空のHPはロシア語しか対応していません。

英語と中国語のバナーはあるけれども、押しても工事中としか表示されません。

工事中なんて言葉久しぶりに聞きましたよほんと…

 

たのしい旅程作り

今回の旅のメインは3月16日のミールヌイ-イルクーツク間のフライトでTu-154に乗ることです。

とにかく3月16日の予定を基準に、その前後を埋めていく形で旅程を作っていきました。

 

あと、今年はちょうどJALマイレージ修業をしているので、できるだけ移動距離を稼ぎつつ、旅の前後では那覇タッチもしたいなー。

あと3月20日には宮城県松島基地でオリンピックの聖火到着式もあるからそれまでには帰ってきていたいな…

などと考えた結果、旅程がなんとなく決まっていきました。

 

  日付 路線 航空会社 便名 出発時間 到着時間
1 3月11日 羽田-那覇 JAL JL 915 11:40 14:35
2 3月11日 那覇-羽田 JAL JL 916 16:30 18:45
3 3月12日 成田-モスクワ JAL JL 421 10:50 15:10
4 3月13日 モスクワ-ノヴォシビルスク S7 S7 2505 11:25 19:30
5 3月13日 ノヴォシビルスク-ヤクーツク S7 S7 5261 23:05 5:00(+1)
6 3月14日 ヤクーツク-ミールヌイ ALROSA 6R 520 12:40 15:00
7 3月16日 ミールヌイ-イルクーツク ALROSA 6R 541 11:30 12:30
8 3月17日 イルクーツク-モスクワ S7 S7 3018 9:35 10:55
9 3月18日 モスクワ-成田 JAL JL 422 17:00 8:35(+1)
10 3月19日 羽田-那覇 JAL JL 915 11:40 14:35
11 3月19日 那覇-羽田 JAL JL 922 20:55 23:05

 

ロシア国内の移動でワンワールドメンバーのS7航空を使うのでそこそこFOPの稼げそうだしなかなかいい感じ。

しかも3月20日宮城県への移動も間に合いそう。

 

どうでもいいけど旅程ができた時点で旅行のピーク過ぎた感じするよね。

 

(予約時の出来事については後々別記事にまとめます。)

 

さて、ビザの申請類は面倒だったけど、飛行機とホテルを予約も終わり、あとは行くだけ!!

そう思っていた旅行開始1週間前に悲劇は訪れました。

 

 

突然の欠航通知 振替え便は2日後?!

旅行を1週間後に控え、荷造りやら学校を去る準備やら引越し準備やらいろいろしていたところに1通のメールが届きました。

 

f:id:flapperon:20200405001648p:plain

??????????????

………読めねぇ

 

とりあえずグーグル先生に頼ることでなんとなく内容がわかってきました。

つまりざっとこんな感じです。

 

「よう!おめえが予約してた便飛ばないことになったから適当に月曜日に振替えといたぜ!なんかあったら電話してくれよな!」

 

は??????????

いやいやいやいや。

こちとら月曜の11:30にミールヌイを出発する便に乗るのが目的でこの旅行するのに月曜の朝ミールヌイに着く便で間に合うわけないじゃん…ただでさえ時刻通りに飛ぶか怪しいのに…

しかもロシア語での電話なんて無理無理の無理なわけですよ。

 

やばい無理だ。とりあえずこちらで旅程を立て直してgoogle翻訳頼みのメールで対応してもらうしかない…

でもこのミールヌイに行くための飛行機が数日に1便しかない曲者だったのですよ…

結局この旅程立て直しに丸1日かかりました… このせいで修論の提出も1日遅れました本当にすみません。

 

で、結局旅程はこうなりました。

 

  日付 路線 航空会社 便名 出発時間 到着時間
1 3月11日 羽田-那覇 JAL JL 915 11:40 14:35
2 3月11日 那覇-羽田 JAL JL 916 16:30 18:45
3 3月12日 成田-モスクワ JAL JL 421 10:50 15:10
4 3月12日 モスクワ-ヤクーツク S7 S7 3005 20:55 9:30(+1)
5 3月13日 ヤクーツク-ミールヌイ ALROSA 6R 520 11:20 13:35
6 3月16日 ミールヌイ-イルクーツク ALROSA 6R 541 11:30 12:30
7 3月17日 イルクーツク-モスクワ S7 S7 3018 9:35 10:55
8 3月18日 モスクワ-成田 JAL JL 422 17:00 8:35(+1)
9 3月19日 羽田-那覇 JAL JL 915 11:40 14:35
10 3月19日 那覇-羽田 JAL JL 922 16:30 18:45

 

初日のモスクワでの観光時間が無くなり、完全に無駄な移動になってしまいましたが、ヤクーツクへの移動を少し課金して直行便にすることで、なんとか当初の予定より1日前のヤクーツク-ミールヌイ便に乗れることが判明。

なんとか旅程を立て直すことができました。

 

というか無駄な移動しかしてねえ…

地図で表すとこんな感じです。ロシアって広いですね。

f:id:flapperon:20200405010508p:plain

 

で、早速アルロサ航空に、月曜日の便ではなく金曜日の便への振替えを希望することをメールで連絡しました。

ロシア語がちゃんと通じているか、電話じゃないと受け付けないって言われたらどうしよう。などと身構えていたのですが、あっさり変更は完了。

こうしてトラブルはあったものの、晴れて旅行の計画が完成したのでした。

 

 

さて、準備編だけで長くなってしまいましたが、いよいよ次回から旅行記に入っていきます。

ロシアから帰ってきた4日後に引越しがあった関係で、画像の選別等が全くできておらず少し時間がかかるかもしれませんが、必ずいつかはアップします…頑張ります。

 

それではまた。

 

 

ブログはじめました

ブログはじめました

 

と言ってもブログ自体は1月頃から作るだけ作っていたのですが…

なんやかんやでようやく初投稿です。

 

今までの旅はtwitter以外全く記録を残してこなかったので、もったいないなと思い記録を残すための場所を作りました。

 

あまり更新頻度は高くないと思いますが、特に日本人があまり訪れないような場所の訪問記とか誰かの役に立ってくれたらな なんて思っています。

 

これからよろしくお願いします。

 

当面はロシアの訪問記録が続くことになるかと思います。

マイレージ修業の事は…いろいろ今年は特例等により今後どうなるかわからないので…気が向いたら書くかもしれません。

 

それではまた。